適度な手入れを
レザージャケットはクールで魅力的なアイテムだ。
本物のレザーで出来たジャケットは定期的に手入れをすることによって長く使用し続けることができるのだが、頻繁に手入れをすれば良いというわけでもない。
実際、頻繁に手入れするのが良いと思い込んで手入れをすることによってせっかくの大事なレザージャケットをダメにしてしまうというケースも存在している。
そのため、大事なアイテムであっても適切なケアを適切な頻度で行うということが大事になってくる。
では適切なケアとはどのようなケアなのだろうか。
大事なレザージャケットを長く使用し続けるためのケアを紹介していこう。
正しいケアを行い、自分の大切なアイテムを長く使用し続けていきたいものだ。
ホコリを落とす
レザーの手入れと言えばオイルを塗るというイメージもあるが、オイルを塗る前のひと手間を忘れてはならない。
まずはオイルを塗る前にホコリを落とすのだ。
使用するのはメンテナンスようの馬毛ブラシを使用しよう。
実際ホコリを落としてみると、想像していたよりも汚れが溜まっているということもあるのだ。
日々の生活の中では排気ガスの汚れや細かいホコリやチリなどによってレザーが汚れていたりする。
もしも馬毛ブラシを持っていない場合は柔らかい乾いた布を使って汚れを落としていこう。
もしも特にひど汚れがあるという場合は、レザーは水に強くないので濡らして硬く絞ったタオルで拭いて汚れを落とすようにしよう。
強く擦ってしまうのもレザーには良くないので慎重に優しく汚れを落とすようにするのが理想的だ。
オイルの塗りすぎに気を付けて
汚れを落としたらいよいよオイルを塗る工程に入るわけだが、オイルをつけてすぐに塗るのは待ってほしい。
オイルの量は適切だろうか。
レザーの職人が手入れとしてオイルを塗る場合、自分の手の甲にオイルを塗るという工程
挟んでいる。
なぜこのようなことをするかといえば、レザーにオイルを塗りすぎるのを防ぐためなのである。
さらにオイルを塗り始める場合はポケットの裏側などから塗って変色したりしないか確認してから他の人の目に移る部分を塗っていくことによってレザーをダメにしてしまうということを防ぐことができる。
汗や皮脂には要注意
レザージャケットは身にまとうアイテムだからこそ、どうしても着用している間に汗や皮脂などがついてしまう。
これを防ぐことはなかなか難しいだろう。
特に襟の部分は汗や皮脂がつきやすい箇所だ。
レザーに汗や皮脂がついたのをそのままにしておくと、革がひび割れしてしまうことがあるので気を付けなければいけない。
着用する際に肌が革に触れる場所は、汗や皮脂がつきがちなのでひび割れを防ぐためにこまめに拭くようにすることでレザーのひび割れを防ぐことができる。
手をかけるところはしっかりと手をかけて、過剰すぎるケアをしないことを意識してレザーの状態を保っていこう。