新品のレザージャケットは硬い
新品のレザージャケットは固い質感が特徴的で、素材にもよるが、特に牛革は固いのではないだろうか。
購入直後後は自立するほど固いことも珍しくない。
メーカー品で上等なものほど、最初はとにかく硬くて、いつ身体になじんでくれるのかと途方に暮れてしまうほどだ。
着続けていれば馴染むとはいうものの、スーツなどのように毎日着る機会がある服装というわけでもない。
硬いままでも着こなせるものだが、身体になじませて、よりかっこよく着こなしたいものだ。
それに硬いままだと、単純に使いにくいと感じてしまうこともある。
しかし、それでも着てしまう魅力がレザージャケットには十分にある。
自分の身体に合わせて馴染ませることができること、経年変化で味が出てくるのは大きな魅力のひとつだ。
特に革は長持ちするので、何十年単位で利用できるものも多く、中には一生ものになることも。
また、硬いなりのメリットもあり、硬さはそのままジャケットの頑丈さにもなりえるのだ。
万が一転倒して滑ってしまったとしても、摩耗でジャケットに穴が開いてしまうリスクはそう大きくない。
これはジャケットだけでなく、例えばバイクのライダーの身体を守るのにも役立つことだろう。
最初は違和感を感じるかもしれないが、良いとこもたくさんあるので、そこにも目を向けてみてほしい。
あまりにも硬さが気になっているのであれば、対策に乗り出してみるのも一つだ。
早い段階で柔らかくする方法
レザージャケットは基本的に、時間はかかが、着続けていれば着用者の身体に徐々に慣れていくものだ。
レザージャケットにを着ているときなどに特に、着用していれば生じる動きなどを地道に与え続けることで、身体に徐々に馴染んでいく。
身体になじませるポイントは、引っ張ること、揉むこと、動くことだ。
全体にまんべんなく刺激を与え、コツコツ続けていくのがポイントである。
ただし、無理に力を入れてしまうと、不自然な仕上がりになったり傷んでしまうかもしれないので注意が必要だ。
身に着けている際に軽くストレッチや体操などをして、身体をいろいろな方向に動かすことも効果的だ。
腕組やひじの曲げ伸ばしなどであれば、周りの視線も気にせず取り組みやすいのではないだろうか。
身に着けない日でも、毎朝毎晩に家で羽織ってルーティーンとしてみるのも良いだろう。
身体になじませるために、定期的なケアも大切にするべきだ。
中でもオイルケアが効果的なこともあり、オイルを塗りこんでから揉みこむことでより馴染みやすくなる。
これは革を柔らかくしたい場合にも効果が期待できるが、革の種類によってはオイルがなじまない可能性もあるので、事前によく確認してから取り組みたい。