素材による違い
レザージャケットは、使用する素材によって大きな違い出てくる。
牛革を使ったものはカウハイド・カーフスキンと呼ばれ硬派さと重厚感が特徴的でハードな感じのレザージャケットだ。
着用することによって、味が出やすいのが羊革を使ったシープスキン・ラムスキンだ。
羊の革は薄手のライダージャケットに使用されることが多く、初めて本革のライダースジャケットを持つ人におすすめだ。
おしゃれさを求める人には山羊革を使用したゴートスキンがおすすめだ。
山羊革の特徴としてシボ感が強くマットという点が挙げられる。
ゴートスキンは牛革よりも柔らかいし軽いのでおしゃれ度の高い着こなし方が可能となっている。
ジャケットの形
レザージャケットにはいくつかの形がある。
カジュアルなアイテムに合わせやすいのがシングルタイプのジャケットだ。
割とシンプルなので、シャツに合わせたり下にパーカーを着たり幅広く扱える。
バイカー感が強いのがダブルライダースと呼ばれるジャケットだ。
切り替えしが独特なほか、ジッパーがロックでクールな印象だ。
デザインの特徴的さからレザージャケット初心者の人は手を出しにくいデザインかもしれない。
レトロ感が特徴的なのがブルゾンタイプのジャケットだ。
シンプルなものが多いのが特徴なので、小物と合わせやすいジャケットだ。
モード系や綺麗めのファッションでも使用しやすいデザインのジャケットがこのタイプである。
パーカーと合わせる
レザージャケットの着こなしの1つとして、パーカーと組み合わせるという着こなし方もおすすめだ。
この着こなしはジャケットの下にパーカーを着るだけのシンプルなものだ。
パーカー単体のファッションだと、シンプルなストリートコーデになるのだがジャケットを組み合わせることで、タフさも感じさせられるファッションに早変わりだ。
パーカーなら誰でも持っているため、取り入れやすいだろう。
冬場はパーカー1枚だと肌寒いときなどにレザージャケットを組み合わせてみよう。
レザージャケットは風を通しにくい仕様になっているため、パーカー+ジャケットで冬も活躍できる。
中間着として使える
レザージャケットといえば、アウターとして使用するというイメージが強くある。
しかし最近では新しい活用法も登場している。
それがファッションの中間着として使用するというものだ。
例えばレザージャケットの上にロングコート羽織って見たり、上に同系色のベストを重ね着するという合わせ方のファッションも存在している。
こういった着こなし方をすることで、よりレザージャケットの自由度を高くすることができる。
レザージャケットは男らしいハード感を出すことができるのだが、中間着として使用することによって、組み合わせ次第でクリーンさやスポーティー感などを出すことも可能だ。
着こなし方を工夫して、レザーの魅力を楽しんでみよう。