レザージャケットが女子ウケしづらい理由
「レザージャケットはダサい」という発言をする人をSNSなどでよく見かけるが、決してレザージャケットそのものが流行遅れでダサいわけではない。
実際に俳優やモデルがレザージャケットを着ていても、それに対して批判をする人はほとんどいないことから、それは明らかだ。
レザージャケットがダサいのではなく、レザージャケットを上手く着こなせていない人がダサいのだ。
レザージャケットを着こなせていない人には、決まった特徴がある。
あからさまなフェイクレザーは、その特徴の1つだ。
合皮のレザージャケットは安いし手入れも簡単なため、手にする人が多い。
しかし、あからさまに合皮だと分かってしまうジャケットは一気に雰囲気を台無しにしてしまう。
お金が無いのに無理してオシャレしている感じや、本物と偽物の区別がつかない感じが、オシャレに敏感な人からは見透かされてしまうのだ。
少し無理してでも本革のジャケットを選ぶか、フェイクでもあからさまにテカテカしたものを避けるようにするべきだろう。
レザージャケットのデザインも考えなければいけない。
革ジャンなどどれも同じ、と思っていたら黄色信号だ。
レザージャケットにも時代やブランド、生産国によって様々なデザインがある。
その中から自分のスタイルに合ったものを慎重に選ばなければいけない。
特に注意が必要なのが、ロゴやプリントが入ったジャケットだ。
大きなロゴや複数のプリントが入っているレザージャケットは、特定の時代に、特定の層の人たちの間で流行ったものだ。
そこをしっかりと意識してコーディネートしなければ、ミスマッチが起きで一気にちぐはぐでダサい印象を与えてしまう。
コーディネートを考えてダサいを回避
レザージャケットをカッコよく着こなすカギは、やはりコーディネートだ。
レザージャケットと調和したインナーやパンツ、小物を選ばなければいけない。
まずインナーは、白一色のシャツが無難だろう。
チェックのシャツや柄物、パーカーを着てしまうと、ごちゃごちゃして野暮ったい印象が出てしまう。
レザージャケット自体が重い見た目になるので、中身は軽くしておきたい。
パンツはやはりデニムだろう。
これもやはりシンプルに抑えておきたい。
体のラインにフィットしたパンツが最適だが、大き目のものでもルーズな雰囲気が出ていいだろう。
ただ、だらしない印象になりがちなので、ルーズの度合いには気を付けるべきだ。
足元は重量感を持ってきても構わない。
逆にある程度ボリューム感があるほうが、上半身のいかつさとバランスがとりやすくなる。
濃い色の大き目なブーツなどが無難だ。
レザージャケットがダサい、と諦めてはいけない。
工夫次第では、道行く人の眼を引くオシャレアイテムに昇華することができるのだ。