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ルイヴィトン

ルイヴィトン

ルイヴィトンのレザー

ハイブランドの1つであるルイヴィトンだが、アイテムがなんの素材で出来ているかご存じだろうか。
そう、レザーであることはほとんどだろう。

ルイヴィトンはハイブランドということで、本革を使用していると思い込んでいる人も多いかもしれない。
しかし、実はルイヴィトンは素材としてメインに使用しているのは合成皮革素材なのである。

本革というのは、表面が剥げてきても下地も革なのだが実際ルイヴィトンのアイテムの表面が剥げてくると布が出てくるのだ。
このことからも、合成皮革素材を使用していることが分かる。

ダミエ

ルイヴィトンの有名なデザインの1つといえばダミエだ。
ダミエが登場したのは、初代ルイのアトリエを息子のジョルジュに継承してからのことだ。
当時から人気のルイヴィトンは模倣されることが多く、それによって新しいデザインを求められた。

そんな背景から、日本の市松模様からインスパイアを受けてダミエというデザインが誕生した。
当時は日本文化のブームがパリで起こっており、そんな背景されてこのアイテムが誕生したのだ。

しかし、模倣に対抗するために新たに作ったのだがダミエのデザイン自体が非常にシンプルなものだった。
そのためダミエも模倣品が誕生してしまったため模倣品を減らすことには失敗してしまった。

モノグラム

ルイヴィトンといえば、モノグラムのイメージが非常に強い。
模倣品が大量に生産されてしまうため新たにつくられたのがモノグラムである。
モノグラムといえば、ルイヴィトンのLとVに加えて花と星が並んでいるデザインだ。

モノグラムのデザインは職人が複雑なラインをひとつずつ描く生産方法だったため模倣することがかなり難しくなった。
そのためモノグラムの登場によって模倣品が大幅に減った。

ジョルジュが最初に達成すべき模倣撲滅をモノグラムによって達成した上にモノグラムはかなりの人気になりました。
現在でもルイヴィトンの売上の60%はモノグラムとも言われている。

日本の影響は強い

ルイヴィトンは海外のブランドではあるが、ダミエ誕生の背景からも日本の文化はルイヴィトンに大きな影響を与えていることがわかる。
1855年~1878年にはパリ万博やウィーン万博などで日本の浮世絵や工芸品などさまざまな文化が紹介された。

こういった西洋に伝わった日本の文化は、ヨーロッパ全体に大きな影響を与え当時の有名な画家たちにも影響を与えた。
実際、2代目のジョルジュ・ヴィトンも日本の文化に心酔していたと言われている。

こういった話を聞くと、今までは高級ハイブランドだと嫌煙していた人も親近感を感じるのではないだろうか。
今後どのようなアイテムが登場していくのかルイヴィトンに注目していきたい。